関東の少年ソフトのレベルアップのためには? ~①他地区との交流を~

前回は、これからのチーム運営に関して、現代は、子ども達のためだけでなく、大人も楽しめるようなチーム運営が存続、チーム強化のカギになっているのではないかというお話を書かせていただきました。

 今回は、チーム強化という点に関してのお話です。



1、都道府県順位では神奈川県は第1位だが、地方別にみると、関東は第5位の理由。

全国大会勝率順位より

 2015年現在での小学生男子ソフトボール大会の全国大会成績を①過去10年間、②過去5年間、③春季大会(7大会分)を地方別、都道府県別に勝率順位をつけてみました。

 その結果、まず、過去10年間の関東地方の都道府県別順位を見ると、1位は、神奈川県だが、地方別に見ると、関東は第5位になる。(以下、15位の東京。18位千葉、23位群馬、25位埼玉、36位茨城、36位山梨)

これは、過去5年の順位を見ても、春季全国大会の順位を見ても、若干の違いはあるものの、神奈川県とそれ以外の都県に順位の差がかなり出ていることが分かります。



関東大会勝率順位より

 では、関東大会ではどうか。

 同じく神奈川県の圧倒的勝利が目立ち、千葉県がここ最近、追い上げておりますが、2位以降をかなり突き放した状態であるということが分かります。同じ関東圏内にあるチームなのに、なぜ、こんなにも神奈川県と他都県の差が出ているのかを検証しました。



2、南関東の都県のチーム数

 各都県のチーム数を調べましたが、残念ながら、日本ソフトボール協会などの公式発表の数字はなく、この理由として、登録したチームしか全国大会などの公式大会への出場資格はないので、選抜チームなどは登録されれるものの、単独チームは県や市区町村レベルで登録で終わっているチームも多く、はっきりとしたチーム数を数えられないからだと思います。

 そこで、個人的に、HPやブログを1年以上、かなり頑張って調べた結果、2015年10月現在までに活動している南関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)チーム数は、


東京都   35チーム (7地区)

神奈川県 116チーム(10地区)

千葉県   69チーム(12地区)

埼玉県   63チーム(11地区)

※地区は、県大会の出場している地区のこと。


合計283チームの活動実態を確認しております。もちろん、この中にまだ見つけきれていないチームや、実は、活動停止状態にあるチームの存在もあると思いますが、南関東圏内だけで300チーム近いチームが存在していることが明らかになりました。



3、九州のチーム数との比較

 私が鹿児島県で指導していた関係で、地方順位も都道府県別順位も高く、全国的にもチーム数が多い、九州のチーム数を比較すると、鹿児島県は、2015年で170チームの存在があり、福岡県でも200チーム近いチーム数があり、1つの都道府県のチーム数としては関東の各都県は、九州の各県よりも少ない状況であります。



4、都道府県別で考えるのではなく、移動時間の圏内で考えませんか?

 しかし、関東の強みは、交通網の発達。九州に比べて、各都県に移動しやすい状況下にあります。

私が調べた所、東京都の大田区を中心に高速道路を使わない移動1時間半圏内(高速道路を使うと1時間15分)に、なんと、200チームあることが分かりました。

 ちなみに、神奈川、千葉、埼玉各県の各地区からでも、1時間半圏内に100以上のチームがあることになります。

正直、鹿児島県のどこの地区にいても、移動1時間半の圏内に170チームと出会えるかと言われたら、無理です。また、福岡県のどこの地区でも移動1時間半圏内に200チームある地区は、調べられてはいませんが、実は、いくつかしかないのではないでしょうか。


つまり、各都道府県のチーム数で考えるのではなく、移動時間でチーム数を考えれば、九州のチームよりも出会えるチーム数が多い地区であるということを関東地区の皆様にはご理解いただきたいです。



5、関東は地区内での活動が多過ぎる。(神奈川県横浜市金沢区での例)

 この1、2年間、南関東の各地区の大会を、実際に訪れて感じたことですが、各地区での大会が非常に多すぎる点が関東のレベルアップの妨げになっているのではないかと非常に強く感じます。

 特に、神奈川県の金沢区などは、金沢区内の大会だけでも8大会程あり、横浜市でも金沢区は非常に強い地区なので、金沢区同士の対戦をよく見かけます。さらに、下級生から同じ地区内での対戦を行っているし、県大会でも対戦する可能性もあるので、そんなに同じ地区同士で戦って、手の内を見せ過ぎた中での戦いだと、ある一定の強さを保てても、指導者や選手も狭い世界観での戦いにならないかな?と見ていて疑問を感じることがあります。これは、千葉県の松戸市のチームにも同じようなことを思っております。



6、リーグ戦は勝ち上がり方を覚えない。

 また、リーグ戦をよく行っているのは、八王子市、葛飾区、さいたま市(浦和地区)、神奈川区、港北区、旭区など。

 もちろん、試合を行わないよりは全然、良いと思いますし、グラウンドの数の状況などたくさんあって、どうにかして試合をさせたいということなど様々な思いが繋がって、このリーグ戦を行い始めたと思いますが、1日1試合しか行えないチームがあったり、長期間またがっての試合をこなしていくことで、見えてくるものはあるのかなと疑問に感じたことがありました。



7、鹿児島では地区以外の対戦数が多い。

 私が指導していた鹿児島県では、鹿児島地区、姶良地区、鹿屋地区、曽於地区、日置地区、出水地区、川薩地区、指宿地区、川辺地区、伊佐地区、熊毛地区の11地区あり、また、鹿児島地区内でも5つの地区に分かれていました。

 もちろん、地区内での大会や市大会、県大会などの公式戦もありますが、それよりも鹿児島では○○杯という、冠大会と言われる大会が非常に多かったです。新聞社杯やライオンズ杯、スポーツ店などの企業の方々のご支援による大会もありましたが、それ以上に多いのが、各チームが主催する○○杯。

 トータルで合わせれば、この冠大会は、年間で100大会程あると言われていて、出場するチームは、ほぼ全て招待された形での出場であり、上記の各地区から数チームずつ呼ばれるため、地区にとらわれない交流が非常に多く、私自身も知らないチームと対戦することがとても楽しく、各地区の強豪や名監督さん達と出会えるのも楽しみで、知らなかった、目からウロコな攻撃方法や守備の攻め方、戦い方などを勉強出来たことは私もですが、選手達の世界観も広がるきっかけにもなりました。

 また、どのチームも1日2試合は経験出来るような予選リーグがり、その後、決勝トーナメントという勝ち上がるチームにはハードな大会でしたが、試合経験数もあり、勝ち上がることも覚えられた経験は非常に大きかったです。



8、関東の各チームを超えた交流をしませんか?

 以上の経験により、私は、関東のチームは地区を超えた交流をもっとした方がいいと思っております。

もちろん、東京都や神奈川県ではすでに練習試合や教育リーグという物を作って、他地区との交流を行っている所もありますが、それもごく1部のチームのみです。

 これがドンドン広がっていければという思いで作ったのが、このHPにあるリンクページです。


東京チームリンク

神奈川チームリンク

千葉チームリンク

埼玉チームリンク


各チームの皆様には、無連絡でリンクを貼ってしまいましたが、もし、迷惑なリンクがあればご連絡ください。

 ただ、このHPやブログなどを通して各チームに連絡出来るようにして、練習試合や大会を作っての交流などが生まれるようになれば、関東のレベルは上がっていくと思います。

ぜひ、ご活用していただければと思います。



9、各地区のレベルが気になる。

 とはいえ、地区内での活動ばかりであり、他地区の状況など全く分からない点は気になると思います。

そこで、個人的見解による、2015年に訪れた地区の南関東地区のレベル表を作成致しました。

 このレベル表は、地区大会、都・県大会での成績評価や実際に試合を見た上で、違う地区のチーム同士が対戦したらどちらが勝つかなども予想した上で作成した個人的見解によるものであり、各地区を見た時期も違い、冬~夏にかけて強くなったチームもあるのは承知しております。この表は、正しく評価出来ている訳ではありません。あくまでも、交流、練習試合をするための目安としてのレベル表としてご参考ください。実際に対戦したらレベルの変動もありますので、ご注意ください。また、12月以降になればどこも新チームでの活動が始まるので、この表は、あくまでも2015年のものです。(ちなみに、単独チームのレベル表になり、1番強いチームのレベルと1番勝てていないチームのレベルを表した表になります。)



ダウンロード
南関東圏各地区レベル表.pdf
PDFファイル 62.8 KB

10、2015年に見たかった対戦。

 このレベル表をもとに、もし、このチームとこのチームが対戦したら面白いだろうな、個人的に見たいなあ思った南関東各都県を超えた単独チーム同士の対戦を書かせていただきます。

 

☆虹の街(千葉県松戸市)―An Winners(神奈川県厚木市)

 松戸市選抜エースがいる虹の街と厚木選抜でも投げているAn Winnersの投手の子との投げ合い、そして、野球の戦い方を非常に勉強なさっている監督さん同士の戦い。

1点を争う好ゲームを期待してしまいます。

 

☆北松戸風の子子供会(千葉県松戸市)―常盤スポーツ少年団(埼玉県さいたま市 浦和)

 大型選手を多く率いるチーム同士の戦い。北松戸風の子は秋の県大会を制し、常盤スポーツ少年団は、春秋ともに埼玉県のベスト4チームと2015年、埼玉・千葉で好成績を残した同士の対戦は稀に見る非常に面白い試合になるのではないでしょうか。

 

☆前原小(千葉県船橋市)―釜利谷フェニックス(神奈川県横浜市金沢区)

 春の全国大会ベスト4の投手がいるチーム同士の対戦。

 千葉市、横浜市とともに制しており、勝つピッチングをどちらも兼ね備えている投手を単独チーム同士ならば、どう打ち崩すのか、監督さんの采配にも注目したいし、船橋市と金沢区の各チームに共通するのは、共に練習量の多さ。そういう点など、地区同士の交流が始まれば、非常に相性が合う地区だとも思っております。

 

☆指扇ライオンズ(埼玉県さいたま市 大宮)―アローズソフト(神奈川県横浜市旭区)

 夏の全国大会、埼玉県代表と旭区で2015年、金沢区の強豪を倒すなど、非常にノリに乗っている強豪アローズソフト。捕り方、投げ方などの体の動かし方はいつも非常にキレイで、私も勉強させていただいている、基本動作から戦術面まで埼玉県内でもトップクラスを誇る指扇ライオンズと破壊力満点の攻撃力を誇り、強豪相手にも守り切れる力もあるアローズソフトのがっぷり四つな戦いになると思います。

 

☆文蔵ソフト(埼玉県さいたま市 浦和)―入四ランナーズ(東京都大田区)

 春の関東選抜大会出場の文蔵ソフトと夏の全国大会出場の入四ランナーズ。

制球力の投手とスピード投手の投げ合いもバック力なら文蔵に分あり。逆に文蔵の守備をどう崩していくかの強打者3人を中心とした攻撃が出来るかの入四ランナーズの試合は、見ごたえ十分な試合になると思います。

 

☆北糀谷ソフト(東京都大田区)―篠原台町ライナーズ(神奈川県横浜市港北区)

 春の全国大会、夏の関東大会と東京都内で2015年度1番の好成績を挙げたレギュラー半分近くが5年生という北糀谷ソフトと、こちらはすでに5年生以下チームながら横浜市内でも各地区の6年生チームを次々となぎ倒していく、野球を知り尽くした采配の名監督率いる篠原台町ライナーズの対戦。北糀谷ソフトとしては、細かい戦術に対しての対応力が出来るか、篠原台町ライナーズとしても左の好投手を打ち崩すことと、勝ち上がっているチームに挑戦出来るという点は、どちらのチームにとってもこれからのチームレベルアップに必要な力を備えたチーム同士の試合としてたくさんの経験が出来るのではないかと思っております。

 

 

11、神奈川とは交流出来ない?

①神奈川県は1号球使用

 ただ、現在では、神奈川県と他都県の違いが1つあります。

それは、神奈川県では、単独チームの試合では、1号球を使っているという点。

硬式野球に近い転がり方をするソフトボールの1号球を使うことで、神奈川県の高校野球のレベルアップに繋がるという目的の上での活動を神奈川県全体で行っている点があります。

 個人的には、凄く素晴らしい考えだと思うし、だからこそ、ソフトボール出身の高校球児、プロ野球選手誕生など、大学野球、社会人野球なども含めれば、日本における神奈川全体の野球界の強さに繋がっていると思います。

 

 

②2号ボール廃止の噂の真相

 もちろん、神奈川県も地区選抜チームの大会のみ2号球で試合を行って、全国大会などの上部大会に出場しております。

1号球と2号球では、ボールの大きさが違うため、神奈川との交流は難しい状況は続き、東京、千葉、埼玉がどうするかなどのことが考えられますが、その前にまず、ボールに関しての噂について。

 

実は、巷では「全国大会も2号ボールでなく、1号ボールに戻そうか」の検討が始まっているという噂が流れております。以前は、小学生のソフトボールは1号ボールを使用して大会を行っていましたが、1990年代の中盤くらいから打球が飛び過ぎる、打球、投手のスピードが出やすく、危ないということから2号ボールに変更した経緯があります。

 

で、「2号ボールをまた1号ボールに戻そう」という噂ですが、実は、2000年代からずっと流れ続けて変わらない都市伝説みたいな噂なんです。(笑)

 理由として、3号ボールから中学生以上が使っているのですが、1号ボールも2号ボールも使用は小学生のみで、使用している範囲が3号ボールに比べて狭く、そして、これから少子化がドンドン加速していく中、ボールの生産コストも上がっているため、そういう噂を流して、両方のボール購入に繋げようというメーカー企業の思惑ではないかと個人的には感じておりますが、どうなんでしょうか。(笑)

 

ただ、この少子化により、増々、1号ボールと2号ボールの需要は低くなる一方なので、どちらかを無くす可能性は十分にあります。実際、軟式球もほぼ中学生しか使わないB号ボールを廃止し、中学生からA号球に使用しようかという流れも耳に入っております。

 

 ボールメーカーの判断1つで、ひょっとしたら神奈川との交流も上手く流れ出すことが出来るかもしれません。

なので、個人的には、メーカー側に、「そこの所、どうなんだ!?」とはっきりして欲しいのが本音です。(笑)

 

 

③神奈川県のチームの方には力を貸していただきたい。

 もちろん、南関東は、東京、千葉、埼玉が一体となって交流を始めて、なんとか神奈川に追いつけ追い越せとなっていくことも大事ですが、出来れば、都道府県別1位である、神奈川県のチームの皆様にも、ボールが違えど、1号球、2号球関係なく、各地区のレベルアップのために、お力を貸していただきたいと思っております。

 大会参加させていただければ嬉しいですが、上記のようなボールの問題をクリアするのは難しいので、例えば、練習試合などで守備側のボールを交代しながら行うとか、それも難しければ、特に神奈川県内で実績を残している強いチームの方々との合同練習だけでもお願いしたら、スケジュールの都合さえつけばいつでも引き受けていただけるような姿勢であっていただけないでしょうか。

 東京も千葉も埼玉も、もちろん、その他の関東地区もですが、何とかして子ども達のために指導力を向上したいという指導者、たくさんいると思います。

ぜひ、その方々にチャンスをいただければと思います。

 

 

④各地区を超えた交流が関東のレベルアップにもチーム減少防止にもつながる。

 神奈川のチームの方にこれほど頭を下げて書いている理由ですが、実は、以前、あるチームが全国大会に出場するので、力を貸してほしいとのことで試合をお願いした際、「神奈川は選抜チームでないと他県とは練習試合をしません」と冷たくはっきり断られたことがあったそうです。

 実際、東京、千葉、埼玉の上部大会代表になるチームは、神奈川の強い単独チームとでも差があることが実情です。その中で、さらに差が出る選抜チームとしか練習試合しないと強く冷たくあしらうようなことは言っていただきたくなかったし、もちろん、選抜チームとも渡り合えるようなチームレベルに上げようと各地区必死になっている現状です。

 

 個人的には、何度も申し上げますが、少子化の加速により、各地区だけでなく、日本全国の小学生ソフトボールチームは減少しています。こんな状況下で、他地区との交流を避け続ければ、いずれ、その地区のチーム数が減って、地区のレベルも下がる一方だと思います。

 今が良ければいい訳なんてない。

面白いと感じている小学生男子ソフトボールの指導者の皆さんの思いを今だけで終わらせないで欲しいです。

今、教えている子達が、辛い時があった時や元気が出せる、自分の心が帰れる場所であったり、彼らが指導者となって戻れる場所でもあれる、そんな大事な場所であり続けませんか?

チーム存続が出来ないから、簡単に活動停止なんて冷たすぎる。

チームを何とかしてでも続けることの大切さも勝つこと以上に大切なことです。

 

だからこそ、強かろうが弱かろうが関係なく、このブログを読んでいただいている皆様のチームよりも他地区には、強いチームだけでなく、もっと上手くチーム運営出来ているチームもあるし、面白いソフトボールの戦い方、今まで知らなかった戦い方をしているチームもあるし、他地区に出ていくこと、来てもらうことで今までにない発見が出来るはずです。それで、今、自分のチームの状況も把握出来、自信がついたり、抱えている問題を解消することもあるはずです。

 

 

⑤弱いチームだからこそ、他地区と交流していくべき。

 現状として、神奈川県のチームとの練習試合は、選抜チームとしか出来ないという結果であっても良いですが、横浜市などでも実力向上に悩んでいる単独チームがたくさんいる地区があるのは確かです。

そういうチームにも神奈川県で成績を挙げるために、東京、埼玉、千葉と交流することでのレベルアップを狙ってもいいのではないでしょうか。実際、横浜市のチームでもグラウンドが狭く、練習もままならないチームもあるようですから、東京でも西東京や千葉、埼玉などではグラウンドが広いチームも多々あります。

ぜひ、神奈川から出てみることもオススメします。

 

 もちろん、こういう交流の話をすると、東京、千葉、埼玉にも今の実力では試合は出来るけど、他地区のチームに見せられる状態にないというチームにもよく出会います。

 もし、チームに、ボールのスピードは関係なく、ストライクが結構、入る投手がいる状態であれば、ぜひ、ドンドン試合に出ていくことをオススメします。

上手くなるのは、練習よりも試合です。試合で出来たことが自信になるし、失敗したことをやれるようにするのが練習です。やらなければ成長なんてありません。

 それに、同じように悩んでいるくらいの実力の地区もいっぱいあります。

ぜひ、レベル表などを参考にHPなどを通じたり、連盟を通じたりして連絡とって、練習試合なり、合同練習などをして、交流をしてみてください。

 それが、地区のレベルアップに繋がるし、ひいては、上部大会の各都県代表チームのレベルアップにも繋がってきます。

 

 

 

次回は、関東のレベルアップのために、現代の大会の在り方を考えます。

 

 

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コメント: 8
  • #1

    たぬきち (木曜日, 02 3月 2017 01:09)

    始めまして神奈川県で少年ソフトのコーチをやってました たぬきちです。
    神奈川のソフト事情も良くご存じで大変参考になるブログですね。
    神奈川県のソフトですが、横浜地区、横須賀地区、厚木地区、西湘地区に分類されます。
    上記にて使用球に付いて記載がありましたが地区にて使用球が異なります。
    1号球使用地区
    ・横須賀、厚木、西湘、金沢区
    2号球使用地区
    ・港北区、鶴見区、神奈川区、旭区、保土ヶ谷区
    横浜市は金沢区以外は基本2号球使用になります。
    他地区交流にてご参考程度になればなと思います。
    また、更新される事楽しみにしております。

  • #2

    管理人 (土曜日, 04 3月 2017 18:31)

    たぬきちさん

    コメント、ありがとうございます!
    神奈川の貴重な情報を頂き、ありがとうございます。

    東京のチームが以前、鶴見区のチームと練習試合をしようとしたら、鶴見選抜としてしか練習試合が出来なかったことがあり、神奈川は選抜チーム以外は1号球を使用している情報を聞いたことがありました。
    金沢区を除くその他の横浜市のチームは、2号球を使用しているのは確認済みでしたが、鶴見区の情報だけなかなか入らなかったので、とても助かります。ありがとうございます!

    個人的には、上記の通り、神奈川のスタイルはしっかりとした考えがあって、1号でも2号でもどちらを使用しても良いと思います。
    ただ、2号球を使用している金沢区を除く、横浜市の単独チームと東京や埼玉、千葉などのチームが練習試合などで交流すると南関東のチームは新たな発見もあって、活性化すると思っております。

    大変、貴重な情報、誠にありがとうございます!
    私自身も今後の小学生のソフトボールの在り方を考えつつ、また更新していけたらと思います。
    ありがとうございます!

  • #3

    たぬきち (火曜日, 07 3月 2017 03:26)

    管理人様 御返信ありがとうございます。
    鶴見区ですが鶴見区にソフトボールチームが少なく鶴見区のみのリーグ戦がなく
    港北リーグに所属しているチームが多数になっております。
    なので中々情報が入りにくいかもです。

    使用球ですが(神奈川の場合)、県大会や市大会など上部大会が1号球になり
    大会によって、メーカーも変わります。
    その為、大会前練習では今回の1号球のメーカー何処?なんて話をしてから練習始めてました(笑)
    その影響は多分に大きく県大会、市大会は1号球使用連盟が上位独占になる事が多いですね。

    私自身も神奈川のチームと練習試合しか考えておりませんでした。
    管理人様のブログを拝見し他地区の交流はとても良い事だと共感しております。
    もし神奈川県東部地区で練習試合したいと思うチームさんおりましたらチーム紹介なども出来ますので
    宜しくお願い致します。
    遅い時間に失礼いたしました。

  • #4

    管理人 (木曜日, 09 3月 2017 09:24)

    たぬきちさん

    ご返信、誠にありがとうございます!
    他地区との交流に関心を頂けたことが大変嬉しいです!
    神奈川もチーム数減少がかなり進んでしまっている状況は伺っております。

    ぜひ、神奈川のチームの方とも練習試合してみたいので、よければ、「お問い合わせ」の所からご連絡頂けないでしょうか。
    詳しいお話はメールでのやり取りが出来たらと思っております。
    何卒、宜しくお願い致します。

  • #5

    ミッキー (土曜日, 25 3月 2017 00:38)

    大田区のチームで、コーチをしています。
    明日、鶴見選抜と練習試合をさせていただきますが、先日の神奈川県大会を拝見したところ、どのチームもさすが選抜チームなので、個の力がハンパないと感じました。4番でエースが揃ってるイメージです。そんなメンバーを纏められる組織が大田区にもあればと、いつも思います。単体チームでは太刀打ちできないですね。

  • #6

    管理人 (日曜日, 26 3月 2017 16:15)

    ミッキーさん

    コメント、ありがとうございます。
    ご返信、遅くなり、申し訳ございません。
    練習試合、いかがでしたでしょうか。

    私も先日の神奈川の関東選抜予選を見に行ってました。
    毎年恒例で行っていて、他にも色々神奈川の試合はよく足を運んでいます。
    神奈川県の少年ソフトのファンでもあり、神奈川で勝負してみたい気持ちもあるんですが。(苦笑)
    今年の鶴見選抜はなかなか能力の高い選手が揃っているなあと印象を受けましたが、いかがでしたでしょうか。

    大田区の少年ソフトに関してですが、以前、上層部の方から伺った話だと、だいぶ昔に一度、選抜チームを組んだことがあったそうですが、失敗に終わった過去があり、再度、選抜チームを作ることに一歩踏み切れない事情があるようです。(細かくは分かりませんが)

    また、現在の大田区の少年ソフトチームで選抜チームを作ることは個人的には疑問です。
    神奈川のチームは、各地区で下級生チームの大会が数多くあり、選抜チームで活躍出来るまで時間をかけて下地を作っています。
    大田区は、全国的に見ても異常なくらい大会・試合数が少ないです。
    そんな地区のチーム同士が上手い子達を集めた所で、上部大会に挑んでも、大した成績を残すことは出来ないと思います。
    初戦敗退は免れて、組み合わせに恵まれた時に、全国大会で2勝出来れば良いくらいのチーム程度しか出来ない、今の補強選手に頼った代表チームと戦績は変わらないと思います。


    ミッキーさんは、神奈川の単独チームの大会を見られたことはありますか?
    神奈川の単独チームでも、東京の単独チームが勝てるようなチームはなかなか無いです。
    大田区のチームが選抜を組んだとしても、神奈川の単独チームの50チーム近くは勝てないと思います。そもそもの単独チームのレベルも段違いに差があるので、大田区の単独チームとしてももっと力を入れていかないといけない状況です。

    大田区は東京都で1番強い状況になっているので、正直、各チームも大田区のソフトボール連盟もあぐらをかいている状況です。
    なかなか変わろうとしない実情に対して、少年ソフト委員会もこれを打破しようと努力している状況です。

    大田区の少年ソフトは変わらないといけないと思います。
    「井の中の蛙」な状況を打破しないといけない。

    そのために、ミッキーさんのように、大田区が強くなるためには、各チームが大田区の少年ソフトは変わらないといけないと危機感を持つことが大切だと思います。

    他県から来た人間として、大田区のチーム同士は、距離があるように感じます。
    15チームもないのに、毎年、試合をすることがないチームがある状況が不可解でしかないです。
    練習試合でも良いし、交流してもっと仲良くなって、意見を出し合ったりして、お互い切磋琢磨して行くことが今後の大田区を強化していくことに繋がると思います。

    その流れで試合・大会数を増設したり、下級生の大会を作ったり、対戦する中で監督さん同士の采配のレベルを上げていく繰り返しで、単独チームのレベルを上げることに繋がり、そこで、初めて選抜チームを組んだ時に、上部大会で結果が出ると思います。


    8月末に大田区の監督同士が集まる会があります。
    ぜひ、出席されて、お考えになっていることを話されてみてはいかがでしょうか。
    私もチームの補助的な感じでですが、出席しています。ぜひ、一緒に大田区少年ソフトの良い今後を作っていけたらと思います。

  • #7

    ミッキー (月曜日, 27 3月 2017 01:03)

    管理人様
    貴重なご意見ありがとうございます。
    昨日の鶴見選抜との練習試合は、結果的には大差なく(1勝1敗1分)終わりましたが、メインの試合にて1-0で勝ててしまったのが少し残念でした。出来ればボロボロにやられて子供達に反省させたかったのですが、思いの外ピッチャーが好投してしまいまして。しかし、全てにおいて相手はレベルが上ですし、公式戦で当たったら勝てないだろうなと思いました。
    管理人様仰る通り、まずは大田区のチーム同士で連携しあう事が重要なことででしょう。
    ただ、それ以前に、子供達のモチベーションが神奈川のチームとは違うと感じました。あと、私は田舎者なのでなんとも言えませんが、保護者達を巻き込んだ協力体制を築き上げる事が、東京に住んでいると難しいと感じることは多いですね。
    また、投稿させていただきますので、奇譚なきご意見いただけますと幸いです。

  • #8

    管理人 (月曜日, 27 3月 2017 14:39)

    ミッキーさん

    コメント、ありがとうございます。
    練習試合、お話伺っただけですけれども、「上手い子が揃っていれば勝てるという訳ではない」という点が分かったことは大きいのではないでしょうか。

    要は、戦い方1つで、戦力が劣っていると感じても勝つことは十分可能だということです。
    今後の少年ソフトで勝つための注目点として、采配の力量が重要視される時代になると思っています。
    昔は、采配が関係無くても、上級生の人数が多いチームが勝ちやすい傾向がありましたが、少子化により、下級生も試合に出ないといけない時代になっています。
    そういう中で、どう上手くやりくりするかが、勝利へのキーポイントだと思います。

    また、選抜チームもきちんと調整しているチームとその日集まっただけのような調整の取れていないチームもあります。
    必ずしも選抜チームが単独チームより良い戦力が整っていても、勝てないチームではないということが分かったことは、大きいと思います。
    指導者がマイナスに考えたら、チームもマイナスになっていくだけですので、ご注意ください。

    選手のレベルに関してですが、大田区は試合・大会数が異常な程少なく、東京でも1番勝ってしまっている現状が、選手のモチベーションが上がらない要因だと思っています。
    これも、今後、他県との交流や試合・大会数を増やし、「勝ち抜くこと力」を覚えていけば、意識の高い選手はドンドン育つと思います。
    以前、東京の強い学童野球チームや硬式チームも観てきた機会がありましたが、彼らのモチベーションや意識は凄く高かったので、東京という地域性がそうさせている訳ではないと思います。
    大田区の少年ソフトには、モチベーションを上げる環境が無いので、今は、どうしようもないことで、時間のかかることだと思います。
    他県のチームとの試合を多くして、東京から出たら、強いチームが山ほどいるんだと世界観を広げさせることが、また東京、ひいては大田区のレベルアップに繋がると思っています。

    保護者の皆様との協力体制は地域性ではなく、時代だと思います。
    私の地元の鹿児島でも現在、試合が多く、朝も早いので、ソフトボールをさせたくないという親が多いそうで、親御さんのご協力は昔よりも凄く難しくなっています。
    今は、共働きの時代で、ご協力頂けるだけでも大変ありがたいことだと思っています。

    だからこそ、私のチームでは、特に何かをしてくださいというようなことを親御さん達に言うことはしていません。なるべく親御さんにご負担かけないようにお茶当番は廃止しています。ですが、お母様方が自主的に行って頂いているのが現状で、凄くありがたいです。
    だからこそ、常に感謝を述べたり、たまに、練習や試合を見に来たお母様方に、お菓子の差し入れとかしたこともあります。

    お母様方をいかに楽にしてあげられるか、練習や試合に見に来るのが、負担ではなく、楽しみに変わるような工夫が必要と思います。
    運営は誰か1人が苦しく先頭に立って行うのではなく、出来ることは出来る方にやってもらい、分担しながら少しずつやって、親御さんも含めた全員でチームを作り上げていくようにしたらいいと思います。