全日本小学生男子ソフトボール大会      勝率順位

 48代表に統一して行われるようになった2006年全日本小学生男子ソフトボール大会から2023年現在の全国大会成績を地方別、都道府県別、過去5年間成績の勝率順位を作成致しました。

(参考資料として、神奈川県少年ソフトボール連盟横須賀支部HP様の『栄光の記録』ページの結果を元に製作させて頂きました。

 

 全国大会成績を集計することで、各地区の技術レベルの立ち位置を確認しようという思いで作成致しました。

 小学生の試合なので、毎年、順位には変動があるものと思っておりましたが、集計した結果、ある程度の変動はありますが、ほとんど変わらず、小学生の各地区のレベルが高い地区とそうでない地区の差が激しいことが分かりました。

 こちらは、関東の少年ソフト関係者の皆様用に製作した順位、文章になりますが、全国各地区の選手、指導者、関係者の皆様にもぜひ閲覧していただき、全国大会での成果、ならびに各都道府県の競技力向上などのご参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

メモ(2023年)

・福島県の各チームが1勝以上出来たので、その分が反映され、北信越を逆転して、東北が7位に浮上。

・過去17大会の都道府県勝率1位は、神奈川県だが、地方別に見ると、関東は第5位まで下がる。

 それだけ関東は、神奈川県以外の都県が足を引っ張っている状況は、この統計を始めて7大会分過ぎても何も変わって

 いない。(18位千葉、20位東京、24位群馬、29位埼玉、30位茨城)

 

・2023年大会を地方別にみると、

 

 1位 九州 16勝7敗(0.696)

 2位 中国 7勝6敗(0.538)

 3位 東北 5勝6敗(0.455)

 4位 四国 4勝5敗(0.444)

 4位 近畿 4勝5敗(0.444)

 6位 関東 7勝9敗(0.438)

 7位 東海 4勝7敗(0.364)

 8位 北信越 0勝2敗(0.000)

 

という結果だった。

・今年は西日本勢の優勢と予想していましたが、ベスト4全てが西日本勢だったのは、夏の大会で9回目。

(2018年、2014年、2011年、2010年、2007年、2006年、1991年、1989年)東日本勢で占めた年は0回。

・特に九州勢のぶっちぎりの強さは今後も続きそうです。横須賀ソフト様の「栄光の記録」を調べた所、九州のチームは、春夏(前身大会も含めた57回分)共に、全てベスト8以上に進んでいました。大会が始まって以来、ベスト8を逃したことが無いのはかなりの大記録だと思います。

・かなりの炎天下の中、頑張った選手の皆様、指導者の皆様、保護者の皆様、応援に行かれた皆様に、心からお疲れ様でしたとお伝えしたいですし、お身体がご無事だと幸いです。

・炎天下の中、特に体調管理がとても大変だったと思います。実際、ベスト8に残ったチームは全て2回戦からスタートしたチームで、そんな記録は初めてでした。(いつも1回戦から勝ち上がって残るチームもあるのですが)

 優勝、準優勝したチームは、練習量が多いと聞いていますので、やはり体力の分だけ有利だったのかもしれません。

・大会運営頂いた福島県ソフトボール協会様、この炎天下の中、グラウンドを駆け巡った審判団の皆様には、心から感謝申し上げます。本当にお疲れ様でした。選手のために尽くされる姿に感動しました!

 

ダウンロード
2023 全日本小学生男子ソフトボール大会 過去成績データ.pdf
PDFファイル 838.0 KB

 

 

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メモ(2023年)

・最近5大会の成績をまとめると関東は地方順位で7位にランクダウン。

・都道府県順位は、今年は大幅に上位が入れ替わり、2010年代、強かった兵庫が1位から陥落。

 長崎が1位、福岡が2位と九州勢で占めます。

・関東では、神奈川が第3位だが、他都県が関東の成績の足を引っ張っている状況変わらず。

(18位千葉、19位東京、24位茨城。群馬、埼玉、山梨は0勝が続く。)

・勝率が5割を超えているのは38都府県中11府県のみ。まだまだ上位で勝ちを占めている状況。

・2015年に調査を始めた時は、23位だった福島県が12位までランクアップ。東北の雄として、さらなる飛躍を願っています。

 

 

 

(補足)

小学生のソフトボールチームは、47都道府県全てに存在しているかは不確かです。

(日本ソフトボール協会に情報があるかも分かりません。※スポーツ少年団の数は情報を得られますが、クラブチームなどは日本ソフトボール協会のみに登録なので、実態が把握出来ていません。)

 

ただ、全国大会に出場している都道府県は上記の通りです。

勝敗数に違いがあるのは、全国大会に出場するチーム数が各都道府県によって違うためです

チーム数が多い九州などは、年によって違いもありますが、全国大会に2~4チーム程出場しております。

逆に、チーム数が少ない県は出場していない年もあるため、勝敗数にバラツキがあります。

 

 

 

 

※大会1週間前に、内緒で大会予想を記載しています。掲載は約2週間程のみです。

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