春季全日本小学生男子ソフトボール大会      勝率順位

 2008年から開催されるようになった春季全日本小学生男子ソフトボール大会を2024年現在までの成績を(※2011年は震災のため、2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止。) 地方別、都道府県別を過去全大会分と直近5大会分の4つの勝率順位を作成致しました。

(参考資料として、神奈川県少年ソフトボール連盟横須賀支部HP様の『栄光の記録』ページの結果を元に製作させて頂きました。

 

 全国大会成績を集計することで、各地区の技術レベルの立ち位置を確認しようという思いで作成致しました。

 小学生の試合なので、毎年、順位には変動があるものと思っておりましたが、集計した結果、ある程度の変動はありますが、ほとんど変わらず、小学生の各地区のレベルが高い地区とそうでない地区の差が激しいことが分かりました。

 全国各地区の選手、指導者、関係者の皆様にもぜひ閲覧していただき、全国大会での成果、ならびに各都道府県の競技力向上などのご参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

メモ

・地方勝率順位を見ると、中国地方が勝率で第2位に。関東が3位へ転落。

・春の全国大会は、勝率5割以上が10地区しかない。(高校野球では夏の甲子園成績、勝率5割以上の地区は25チームある。) つまり、上位の地区と他地区に圧倒的な差があると言える。

 

<2024年大会より>

今大会出場は45チーム。(東日本(東北、関東、北信越、東海)20、西日本(近畿、中国、四国、九州)25)。例年より3チーム程少なかったです。福岡2位の大谷スポーツ少年団や埼玉2位の指扇ライオンズ男子、茨城2位の東石川ソフトボールスポーツ少年団が出て良かったのでは?と思います。各チームの判断で参加意向を示さなかったのであればですが、各地域協会の判断で出ないのであれば、寂しい気持ちです。

東日本と西日本で24チームずつの出場でも問題無いと思いますが、チーム数の多い、大阪、福岡、福島、鹿児島、長崎、宮崎、広島、愛媛あたりは今後も2チーム出場である事を望みます。予選参加チーム数が少ない所が出場枠2で、多い所の出場枠が1は、第三者から見ても不満です。

 

・今大会の地方別勝率を見ると、

1位 九州 12勝8敗 0.600

1位 中国 9勝6敗 0.600

3位 近畿 5勝4敗 0.556

4位 関東 10勝11敗 0.476

5位 四国 3勝5敗 0.375

6位 東海 3勝6敗 0.333

6位 東北 1勝2敗 0.333

6位 北信越 1勝2敗 0.333

 

という結果でした。今大会を見学致しましたが、上記の数値のように、例年以上にレベルの差が縮まっているように感じました。

 

・都道府県別にみると、優勝の兵庫、準優勝の千葉がランクUP。埼玉は春初の2勝でしたが、東京や神奈川、千葉よりも予選の出場数が多いのだから、東京や神奈川、千葉が2枠ならば、埼玉も2枠を与えるべきだと思います。

 

 

ダウンロード
2024 春季全日本小学生男子ソフトボール大会 過去成績データ.pdf
PDFファイル 421.3 KB

 

 

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メモ

・地方順位を見ると、東海は2018年の好成績を挙げたバブルが無くなり、一気に5位まで転落。

 

 

<2024年大会より>

・過去5大会で見ると、神奈川と福岡の2強は独走状態が続いている。優勝した兵庫が最高3位に戻り、5位に宮崎、長崎、千葉が並ぶ混戦。大阪は過去最低の8位に出戻り。岡山はベスト4、三重はベスト8へ進出したが、2018年の成績よりも勝ち星が少ない事から、ランクが下がった。

 

 

 

(補足)

小学生のソフトボールチームは、47都道府県全てに存在しているかは不確かです。

(日本ソフトボール協会に情報があるかも分かりません。※スポーツ少年団の数は情報を得られますが、クラブチームなどは日本ソフトボール協会のみに登録なので、実態が把握出来ていません。)

 

ただ、全国大会に出場している都道府県は上記の通りです。

勝敗数に違いがあるのは、全国大会に出場するチーム数が各都道府県によって違うためです

チーム数が多い九州などは、年によって違いもありますが、全国大会に2~4チーム程出場しております。

逆に、チーム数が少ない県は出場していない年もあるため、勝敗数にバラツキがあります。